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絵画の楽しみ方

 
絵画の楽しみ方

絵画の楽しみ方には、美術館などで名画を鑑賞することと、「自分で描く」ことの2つの方法があります。シニア世代の中には、定年で時間のゆとりが生まれたのをきっかけに、絵画を始める人も多いようです。ここでは、絵画を描くうえで知っておきたい代表的な技法や、絵画教室についてご紹介します。

絵画の技法

 

絵画の主な技法(種類)には、次のようなものがあります。

絵画の技法

水彩画

 

アラビアゴムやグリセリンなどを練り合わせて作った、水溶性の絵の具を使って描く技法です。水溶性の絵の具には、「透明水彩」と「不透明水彩」の2種類があります。
「透明水彩」は、透明感のある顔料に多くの展色剤を含んだもので、「不透明水彩」は不透明な顔料に少なめの展色剤を含んだものです。水彩画は、絵の具が扱いやすく、初心者に向いています。 

日本画

 

日本の伝統的な技法や様式で描かれた絵画で、様々な種類の岩絵の具や胡粉(ごふん)を使用して絵を描きます。
日本画の絵の具は透明なため、絵の具を塗り重ねて色を作り出すことができるのが特徴です。近年では、絵の具を厚く塗り重ねた表現や抽象表現など、様々な技法が用いられています。

油彩画

 

ヨーロッパで生まれ、ルネッサンス期に完成した、長い歴史を持つ技法です。油絵の具を使って、麻や木綿などでできたカンヴァスや板などに描く方法で、それまでの技法である「フレスコ」や「テンペラ」に比べ、耐久性や発色性に優れています。
油絵の具は、顔料を植物性の乾性油によってペースト状に練り合わせたもので、厚塗りや薄塗りをはじめ、平塗りや重ね塗りなど、多彩な表現ができるのが特徴です。

アクリル画

 

20世紀にアメリカで開発された、アクリル樹脂を用いた絵の具で描く技法です。アクリル絵の具の特徴は、外気の変化や紫外線に強く、変色や退色が少ないなどと言った優れた耐久性と速乾性です。また、水性絵の具のように水で描くこともできます。

コンテ画・木炭画

 

「コンテ画」は、粉末状のカーボンを四角柱などの形に固めた「コンテ」を使って絵を描く技法です。コンテには黒の他に、白と赤褐色があります。濃淡による豊かな表現ができることが特徴です。
「木炭画」は、画材用の木炭で絵を描く技法のことです。木炭はやわらかい線を描くことができ、ソフトなイメージに仕上がります。どちらも絵画の基礎であるデッサンを学ぶ際によく用いられる技法ですが、モノクロ作品を表現する際に使われることも多いです。

ミクストメディア

 

複数の絵の具を使って描く技法で、現代絵画で用いられます。多様なテクニックを一枚の画面の中に用いて、表現の新しさや独自性を追求する方法で、絵の具の他に、複数のメディア(媒体=絵画、彫刻、写真、映画、ビデオなど)を使って表現することもあります。

絵画教室に入会して絵を描く

 

絵画を本格的に学びたいという場合には、絵画教室に入会することをおすすめします。絵画教室では、正しい絵の描き方を学ぶことができるうえ、美術館などで絵画を鑑賞する際にも、それまで以上に深く理解し、楽しむことができるようになります。
なお、絵画教室は文化センターなどが運営するものが一般的ですが、美術大学の公開講座でも実施されており、通信教育もあります。なお、絵画教室では、展覧会などが開かれることも多く、目標を持って絵に取組むことができるのも魅力です。

2008/03/25