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「共生型の住まい」の仕組みについて

 

「共生型の住まい」では、入居対象者が、介護を要しない比較的元気な高齢者であるため、介護を要する人が入居する有料老人ホームやケアハウスと比べて、費用やサービス、設備などに違いがあります。

共生型の住まいの仕組み

 
共生型の住まいの仕組み

「共生型の住まい」の生活は、食事はリビングで一緒にとることが多いですが、洗濯や個室の掃除などは、自分ですることが基本となります。生活スタイルとして、ひとりがいいときは個室に戻り、人恋しくなればリビングへ行くなど、気ままな暮らしを行なえる一方、共同で生活する上での集団ルールを守る必要があります。

費用

 

家賃・食費・光熱費など込みで月額12万円くらいからが相場です。中には入居一時金、保証金が必要なところもあります。
市区町村やNPOなどが主体で運用しているところも多いことから、有料老人ホームに比べて入居費用が安価です。

入居資格

 

基本的に、以下の要件を満たす人が入居対象となります。

  1. 高齢者である。(60歳以上の制限を設けるところもあります)
  2. 入居時に元気で自立しており、身の回りのことを自分でできる。
  3. 自分で入居を判断でき、必要経費を自分で支払える。
  4. 共生することに抵抗を持たず、入居者同士で助け合うことができる。

建物の形式

 

建物の形式には集合住宅形式や、長屋形式、古民家形式などがあります。
いずれも、入居者の私物を持ち込んで生活する個室と、入居者が入居者同士や地域の仲間と交流できる共有スペースがあります。

個室

 

個室は、入居者のプライベートな空間です。今まで使用してきた思い出の家具を持ち込むこともできます。
基本的には、個室にキッチンやトイレ、洗面所など、水まわり設備が付いていません。それらの設備が個室に付く場合は、入居費用が高くなります。また、ペットの飼育や喫煙に関しては、認められていないところが多いようです。

共生スペース

 

住人のふれあいが重要な生活形態ですので、共有スペースは比較的広めです。
食事をしたり、世間話をしたりできるリビングルームや、交流会、カルチャー教室などが催せる多目的ルーム、家庭菜園が行なえる畑や花壇など、共有スペースの形態は様々です。

地域とのつながり

 

ボランティア団体や近隣の病院・施設などの地域社会・地域福祉活動とのつながりを持っているところが多く、入居者の支援を行なえる体制が整えられています。

食事

 

基本的に食事は、共有スペースで一緒にとります。
ハウスキーパーが入居者の健康や要望を考慮して、食事を作りますが、自分で自由にキッチンを使って料理をすることもできます。

生活補助・在宅サービス

 
生活補助・在宅サービス

自立した健康的な生活を送ることを支援する意味合いから、カルチャー教室が開かれたり、ボランティア活動への参加ができたり、活動的な生活を営むことができます。
また、自宅同様に、訪問介護や訪問リハビリテーションなどを在宅サービスとして活用することもできます。

健康と福祉について

 

基本的には、つながりのある病院などを活用して、健康管理は自己責任で行ないます。
もし、健康を害して要介護者になっても、軽度であれば、在宅訪問介護を受けながら引き続き、そこで生活することができます。重度な介護が必要になり、自立できなくなった場合には、有料老人ホームやケアハウスなど、他の施設へ移転することになります。

2008/04/15