住まい・暮らし憧れの「海外生活」や「田舎暮らし」も夢じゃない。今後の暮らしをもっと豊かに。

冠婚葬祭について

 
冠婚葬祭について

「冠婚葬祭(かんこんそうさい)」は、古くから続く四つの大きな儀式で、「冠」は元服、「婚」は婚礼、「葬」は葬儀、「祭」は先祖の祭祀のことを指します。ここでは、冠婚葬祭の意味や、代表的な祝い事などをご紹介します。

冠婚葬祭の意味

 

 

「冠」は、現代では「成人式」のことを指します。これはかつて公家や武士の社会で、15歳になった若者が初めて冠や烏帽子をかぶる「元服」「烏帽子着」の儀式が行なわれたことに由来しています。現代における「成人式」も、これらの儀式と同様、若者を一人前の大人として社会的に認める節目の行事に当たります。

 

「婚」は、結婚式のことです。現代では宗教的な側面を重視しない、様々なスタイルの結婚式が行なわれるようになりました。

 

「葬」は葬式のことです。遺体の納棺から葬儀、火葬、納骨までを総称して言います。

 

「祭」は、先祖の霊を祭る儀礼全般のことで、法事やお盆などが一般的です。先祖の霊を祭る事で、家族や親類の絆を深める意味もあるようです。

人生の祝い事

 

日本には、冠婚葬祭の他にも様々な祝い事があります。ここでは、現在も行なわれている人生の祝い事をご紹介します。

初宮参り

 

初宮参りとは、赤ちゃんが生後、初めて氏神様にお参りすることを言います。宮参りの日をもって産後のつつしみが終わるという意味もあり、生後30日を過ぎた頃に行なうのが一般的です。なお、女の子の場合は、男の子の場合よりも1日か2日遅らせることが多いようですが、地方によっては、お参りを早めにすることで早く結婚できるという理由から、男の子より先に行なう場合もあります。

ひな祭り

 
ひな祭り

おひなさまを飾るひな祭りは、「桃の節句」とも呼ばれ、現在も女の子のための行事として親しまれています。ひな祭りには厄除けの意味とともに、美しく優しく成長し、やがては良縁に恵まれて幸せになってほしいという願いが込められています。

端午の節句

 

昔の武家社会では5月5日に具足類を外で干す習慣があり、いつしかその具足の象徴である武者人形を飾ることが行事となりました。男の子が元気に育つように願いを込めた鯉のぼりと武者人形は、端午の節句に欠かせないものとなっています。

七五三

 

七五三のお祝いは、江戸時代の武家社会において、子供の成長の節目にあたって行われていた儀式がもとになっています。これは、幼い子供達が少年・少女として社会に迎えられていくという意味があり、現代では、男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に晴れ着を着て、神社などに参詣(さんけい)します。

成人式

 

冠婚葬祭の「冠」にあたり、20歳になると一人前の大人に成長したことを社会全体で認めてお祝いします。法律上でも大人として扱われます。

長寿の祝い事

 
長寿の祝い事

江戸時代までは、「人生50年」と言われるほど平均寿命が短く、数え年で61歳の還暦を迎えることはとてもめでたいことでした。ここでは、代表的な長寿の祝い事についてご紹介します。

還暦(かんれき)(61歳)

 

十干十二支の組合せで暦を数えた場合、干支は61年で一巡し、数えで61歳になると生まれた年と同じ干支にかえるということから「還暦」と言われるようになり、盛大にお祝いが行なわれます。贈り物として、赤いちゃんちゃんこや頭巾、座布団を贈る習慣があります。

古希(こき)(70歳)

 

中国の唐時代の詩人である、杜甫(とほ)の詩からついた名称です。

喜寿(きじゅ)(77歳)

 

草書で書いた「喜」の字が、七十七と読めることから名づけられました。喜寿は「喜の字の祝い」とも言われ、子供や孫などが中心となって内輪でお祝いするのが一般的です。

傘寿(さんじゅ)(80歳)

 

「傘」の字が八十と読めることから名づけられました。

米寿(べいじゅ)(88歳)

 

「米」の字は八十八と読めることから名づけられました。米のお祝いともよばれ、日本人が大切にする米の観念と、末広がりの文字が吉事にふさわしいとされています。

卒寿(そつじゅ)(90歳)

 

「卒」の略字は「卆」で、九十と読めることから名づけられました。

白寿(はくじゅ)(99歳)

 

「百」の字から「一」をとると「白」になることで名づけられました。地方によっては、白装束を身につけてお祝いすることもあるようです。なお、100歳以上のお祝いは「百賀」を用い、101歳の場合は「百一賀の祝い」となります。その後108歳は「茶寿」、111歳は「皇寿」と言います。

結婚生活の祝い事

 

結婚生活での祝い事には、結婚記念日がありますが、それを祝う習慣はイギリスで始まったとされています。19世紀当時のイギリスでは、結婚5年目・15年目・25年目・50年目・60年目の5回を記念日として祝いました。日本では、明治27年に明治天皇の大婚25周年祝典が挙行されたのがはじまりとされ、最近では、シニア世代でも「銀婚式」などを祝う夫婦が多くなっています。

主な結婚記念日

 
10周年 アルミ婚式
15周年 水晶婚式
20周年 磁器婚式
25周年 銀婚式
50周年 金婚式
75周年 ダイヤモンド婚式

2008/01/28