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海外の高齢者住宅

 
海外の高齢者住宅

福祉先進国のヨーロッパ主要国では、様々な高齢者住宅が建てられています。その中でも、近年は特に「自立と自由」、「人間性の尊厳」、「プライバシー」、「相互援助」、「入居者ニーズへの対応」などをテーマにした「福祉施設」の建設が進み、多くの高齢者の支持を得ています。

スウェーデンの高齢者住宅

 

コレクティブハウス

 
コレクティブハウス

「コレクティブハウス」とは、自立と自由を前提にして、入居者が相互に助け合うことを目的として作られた高齢者住宅で、日本の「シニア住宅」がこれにあたります。
「コレクティブハウス」では夕食を、入居者がグループに分かれて交代制で用意します。高齢などの理由で食事当番に参加できない人も、能力に応じて他の役割が与えられますので、平等であると言えます。
また、共有部分の掃除をはじめ、庭の手入れなども当番制で行なわれます。グループによる共同作業が多いため、考え方の違いから衝突が起こることもありますが、連帯感や安心感を感じることができ、さらに共同の役割や分担で責任を持つことで、老化を防ぐ効果もあると考えられています。

老人ホーム

 
老人ホーム

「老人ホーム」は、入居者の生活スタイルは変えず、自立を支援することを目的として作られます。
そのため、理学療法士と作業療法士が入居者の自立を援助する体制が整えられていますが、希望によって自室で食事を作ることができます。また、このような事態に備えて火事に対する体制は万全が期されており、火が燃え移らない耐火壁の使用や、消防署と職員への緊急連絡体制が整えられています。
「老人ホーム」は、貧困者を救うための施設というマイナスイメージがあり、一時は廃止方向にありましたが、介護施設の入居者の高齢化によって再び施設が増えています。

ドイツの高齢者住宅

 

サービスハウス

 

「サービスハウス」は、居住者と利用者のニーズに柔軟に対応することを目的として、トータルなサービスを提供する複合施設のような住宅で、美しい自然環境の中に明るい雰囲気で建てられています。施設内にはカフェテリアをはじめ、日用品ショップ(各部屋への配達も実施)、美容室、理学療法室などの設備があり、在宅介護サービスを受けながら自由に暮らすことができます。部屋についても、広さや間取りの異なる複数のタイプがあり、好きなタイプを選ぶことができます。
また別棟に、介護ホーム・ショートステイ・デイサービスやショップなどが設けられています。食事については、デイサービスやショートステイの利用者と介護ホームの入居者が一緒に食堂でとることができ、食事の準備は作業療法の一環として各自で行なっています。

フランスの高齢者住宅

 

老人ホーム

 

「老人ホーム」は、世代間交流を前提として、幼稚園や子供のための公園・学校などのある、町の比較的中心部分に建設されます。施設は共通の空間と居室で構成され、集団生活が重視され、利用料は宿泊・食事・諸サービス込みとなっています。
また、民間の「老人ホーム」のなかには、中世のお城を改造したものなど、豪華なものも存在します。

高齢者集合住宅

 

「高齢者集合住宅」はアパート形式で、キッチンやバストイレ付の独立した各戸には、高齢の単身者や夫婦が生活しています。アパートには管理人が常駐し、食堂や洗濯、介護サービスなども家賃とは別料金で利用できます。

2008/01/28