健康運動・食事・ストレスの対処法など、様々な角度から自分の健康を見つめ直してみましょう。

疲労回復法

 
疲労回復法

シニア世代の中には、「疲れやすい」「疲れがとれない」という悩みを持つ人も少なくありません。厚生労働省の疫学調査によれば、国民全体の6割以上が疲労感を自覚しており、4割弱の人が6ヵ月以上もの間、慢性的な疲労を感じ続けていると報告されています。こうした疲労を予防・回復するためには、バランスのとれた食事をはじめ、十分な睡眠や軽めの運動などが必要不可欠です。ここでは、シニア世代におすすめの疲労回復法をご紹介します。

疲労回復におすすめの食事法と食材

 
疲労回復におすすめの食事法と食材

疲労回復のために必要なのは、何といってもバランスの取れた食事です。糖質やビタミンB1、カリウム、ビタミンCなど、疲労回復に効果的な栄養素を意識して摂取することが大切です。
これらの栄養素を含み、疲労回復に効果的な食材には、次のようなものがあります。

にんにく

 

にんにく特有の臭いの元である「アリシン」には、本来吸収しにくい「ビタミンB1」を体内に吸収しやすくする作用があり、疲労回復や滋養強壮に効果があります。
この他に、抗ガン作用、血液をサラサラにする効果、精神の安定効果、安眠効果、精力増強効果などがあり、にんにくを日常的に摂取することで、様々な病気の予防にもなると言われています。

黒酢

 

黒酢とは、原料となる玄米や大麦を、壷の中でじっくりと1年以上もの長期間寝かせて発酵・熟成させた酢のことです。米酢はたいてい3ヵ月前後で作られるのに対し、黒酢は1〜3年間もの長い時間をかけて、発酵、熟成されます。
黒酢は独特の色と香りが特徴で、「アミノ酸」や「クエン酸」をはじめとする有機酸や、「鉄」、「亜鉛」などのミネラル分を多く含んでいて、疲労回復を早める効果があります。

ローヤルゼリー

 

「女王蜂の特別食」であるローヤルゼリーには、多くの「ビタミン類」や「ミネラル」、「アミノ酸」が含まれ、疲労回復や若返りに効果があると言われています。この他、コレステロール値の改善や免疫力の向上、自律神経の働きを良くする効果もあると言われ、近年、摂取する人が増えています。

梅干し

 

昔から「梅干しを食べていると疲れにくい」と言われますが、これは梅干しに含まれる「クエン酸」の働きによるものです。「クエン酸」には、疲労物質を抑制し、燃焼させる働きがあり、疲労回復に効果があるとされ、梅干しの他にもレモンやグレープフルーツなどの柑橘系をはじめ、多くの食材に含まれています。

シークワーサー

 

シークワーサーは「酸っぱい食べ物」という意味を持つ野生のみかんで、沖縄の家庭では昔から様々な料理に使われてきました。シークワーサーには、「ノビレチン」という成分を、他の柑橘類に比べて10倍程度多く含んでおり、疲労回復や老化防止、血糖値や血圧の抑制に効果があるとされています。

自然薯(じねんじょ)

 

自然薯とは、日本の山野に自生している山芋のことです。自然薯に含まれる「ビタミンB1」は、疲労物質を燃焼させ、肝臓や脾臓への負担を軽減させるなどの効果があります。また、自然薯には、若返りや老化防止などがあるとされ、シニア世代におすすめの食材のひとつです。

十分な睡眠で疲労回復

 
十分な睡眠で疲労回復

疲労回復に必要不可欠な要素のひとつが「十分な睡眠」です。忙しくても1日6〜8時間の睡眠を確保するように心がけましょう。また、不眠気味の人は、生活リズムを夜型から朝型に整え、寝る前にはテレビやパソコンなどを消してリラックスすると、寝つきが良くなります。なお、週末に昼過ぎまで寝だめするのは、体内時計のバランスを崩し、他の日に眠りにつきにくくなるおそれがありますので、逆効果です。休日も普段通りか、せいぜい1時間程度多く眠るぐらいでとどめるようにしましょう。

軽く身体を動かすと効果的

 

運動などによって筋肉に疲労物質がたまっている場合は、ストレッチやウォーキングなどで軽く身体を動かすことが効果的です。例え10分ほどでも身体を動かせば、血行が良くなり、筋肉中の毛細血管にたまった疲労物質などが押し流されて疲れがやわらぎます。 また、パソコンでの作業や車の運転など、長時間同じ姿勢をとり続けた場合も、同様に軽い運動で疲れをやわらげることができます。
運動をすることで心拍機能が活性化し、脳に新鮮な酸素が送られるため、頭もスッキリしてリフレッシュします。

2007/12/20